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体調管理と早めの対策でインフルエンザを予防しましょう

インフルエンザは通常冬場に流行する感染症で、日本では例年12月頃から3月頃にかけて発生件数が増える傾向にあります。しかし今年は夏場の発生件数が例年より高く、季節外れのインフルエンザの流行に注目が集まりました。
おもな原因は、コロナ禍における感染対策によって近年はインフルエンザの大規模な流行が少なかったことにあると考えられています。インフルエンザの大規模な流行がなかった分ウイルスに接触する機会が減り、免疫を獲得する機会が減ったため、この3年間でインフルエンザへの抵抗力が弱まっているとされています。加えて、新型コロナウイルスへの感染対策が緩和されたことで今年の夏はウイルスに接触する機会が増え、季節外れの流行につながったと考えられるのです。

 

 

インフルエンザ予防には、日常生活での注意とワクチン接種を

季節外れの流行を経て、これから冬場へ向けて本格的な流行も予測されます。夏バテで体調を崩しやすい季節でもあるので、いつも以上に体調管理を心がけ、マスクの着用やこまめなうがい・手洗いなどを改めて習慣づけましょう。また、インフルエンザウイルスは湿度に非常に弱いので、加湿器などを使って室内を適度な湿度に保つことも有効な予防方法です。

インフルエンザを予防するために
  • 普段から体調管理に気をつけ、抵抗力を高めましょう
  • 外出したあとは、手洗い・うがいを習慣づけましょう
  • 人ごみを避け、外出時はマスクをつけましょう
  • 加湿器などで室内の湿度を適度(50〜60%)に保ちましょう
この3つのポイントに注意
  • 地域内でのインフルエンザの流行
  • 急激な発症(鼻水や咳、くしゃみが続くなどの前触れがなく、急に高熱が出る)
  • 38℃以上の発熱・悪寒

このほか、関節痛や筋肉痛、倦怠感や疲労感、頭痛などの症状が出た場合もインフルエンザの可能性があります。おかしいな、と感じたら早めに受診しましょう。
予防接種のご予約やご相談など、くわしくは当院までお問い合わせください。

 

予防接種受付期間 2023年10月2日(月)〜

※接種してから実際に効果を発揮するまでに約2週間かかるため、
本格的な流行に備えて12月中旬頃までの接種をおすすめします。

 

 

インフルエンザの予防法や特徴などについては、こちらのページでもくわしく紹介されているのでぜひご覧ください。

インフルエンザ情報サービス
(外部サイト)

 

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